家計の収支を把握することは、貯蓄を効率的に進めるための第一歩です。家計簿を用いて家計の収支を見える化しましょう。収入と支出のバランスを把握することで、どの支出を見直して節約すればいいのかが、分かりやすくなります。
また、近年増加傾向にあるクレジットカードなどのキャッシュレス決済では、何にいくら使ったのか出費が見えづらくなっているため、家計簿にまとめてしっかり管理していきましょう。
必要な支出と不要な支出を見極める
家計の支出は、固定費と変動費に分けることができます。固定費とは家賃や光熱費、通信費などの毎月一定の金額を支払う支出のことです。一方、変動費は食費や交通費、娯楽費などの毎月の支払いが変動する支出のことを指します。この二つの支出を整理し、必要な支出と不要な支出を見極めることが大切です。
家計の支出の見直しをする際は、固定費から見直すことをおすすめします。固定費は日々の行動や選択に関係なく定期的にかかる支出です。そのため、一度見直して節約できれば、少額でも長期で見ると節約効果が高く、結果的に大きく支出を減らすことができます。
収入を増やす
収入を増やせれば、おのずと手元にお金が多く残り、以前よりも生活費に余裕ができるでしょう。収入を増やす方法は以下のようなものがあります。
●現在勤めている会社で昇進して昇給を目指す
●今よりも給与額の高い会社に転職する
●副業を始める
●週末起業する
資産運用を検討する
預金だけでなく、資産運用を通じてお金を増やす方法もあります。資産運用とは、自分が働いて得たお金の一部を投資に回してそのお金に働いてもらうことを目指す行為です。安心かつ確実に増やす方法として一般的に選ばれている運用方法は以下のようなものがあります。
●投資信託
●iDeCo
●NISA
資産運用のリスクを理解し、自分に合った運用方法を選びましょう。