味やかたちの狙いが明確なこと、網目もようを付けるなど工夫がしてあること、実現可能な範囲内であることが決め手となった。
また、実際に売れる商品を作るためには、買う側からの見た目や、その商品がどのような特徴を持っているのかを伝えることも大切になる。販売するにあたり、商品に貼るシールデザイン、POP、PRポスターも18グループで案を出して、生徒たちが制作した。
ひと手間プラスして半年かけて完成
工場では、9月中旬から実際に作る作業に入った。1回目の試作品は、色合いや網目は良かったが、味がしょっぱすぎた。焼肉の色合いを出すのにもち生地にカラメル色素を練って茶色に染め、網目の筋を入れて焼き上げ、焼肉味を出すなかで、辛すぎたり味がしっかり出なかったりで5回ほど試作を繰り返したそうだ。
焼き上がったものにしっとり感を出すのは通常の作り方では厳しいと考え、ひと手間プラスして「これなら大丈夫!」という商品が半年かけてやっと完成した。
工場直売会にて限定販売
完成した「焼肉もどき」は、東生野中学校1年生が考え出した、この日・ここでしか買えない限定商品として、仁の蔵工場直売会にて販売される。
このほか、仁の蔵のオリジナル商品や、
ギフト、
ワレなどの訳あり商品なども、特別価格で販売。いずれも数量限定なので、興味のある人は早めに手に入れよう。また、購入者全員に粗品もプレゼントされる。
直売会の時間は、26日(木)・27日(金)が9:00~16:30、28日(土)が9:00~15:00。
東生野中学校1年生が考案したあられ「焼肉もどき」を味わってみては。
■仁の蔵工場
住所:大阪府大阪市生野区小路東4-9-18
仁の蔵HP:https://www.takahashiseika-ninokura.com
仁の蔵Instagram:https://www.instagram.com/toshiaki_tak