しかし上映が開始すると、鑑賞済みのネットユーザーからは「実写版、思ってたよりずっと面白い」「原作より実写の終わり方のほうが好き」「改変はあったけど、原作よりも成功じゃない?」といった好反応もが上がることに。

 公開と同時期に最終回を迎えた原作が「ひどい」「伏線回収できてない」などと物議を醸していたこともあり、改変がむしろ支持される格好になっているようだ。

 そのほか、「二宮くんのカミキヒカル、解釈一致すぎる」「カミキヒカル役で二宮くんを起用した人に感謝」「二宮くんの演技や雰囲気に説得力があって完ぺき」といった評価も散見される。

『劇場版 忍たま乱太郎』4位に初登場

 『【推しの子】 The Final Act』と同日公開の『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は4位に初登場。

 漫画家・尼子騒兵衛氏による原作『落第忍者乱太郎』は人気が高く、ネット上でも公開前から楽しみにしている声が続出し、初日から3日間の成績は動員18万4000人、興収2億6300万円と『【推しの子】』を超える結果に。

 そのほか初登場には、ディズニーの“超実写映画”『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)が3位にランクイン。1994年に製作された『ライオン・キング』の前日譚として、若き日のムファサ王とスカーの兄弟の絆が描かれている。

 全国379スクリーンと大規模で封切られ、初日から3日間で動員24万7000人、興収3億6700万円をマーク。先行上映を含む累計では動員25万1000人、興収3億7500万円と伝えられている。

 同じく12月20日に公開された作品としては、山ケンイチと染谷将太がダブル主演する実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』が6位に初登場している。

全国映画動員ランキングトップ10(2024年12月20~22日、興行通信社調べ)

1位:『はたらく細胞』
2位:『モアナと伝説の海2』
3位:『ライオン・キング:ムファサ』
4位:『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
5位:『劇場版ドクターX FINAL』
6位:『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団』
7位:『【推しの子】-The Final Act-』
8位:『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
9位:『正体』
10位:『クレイヴン・ザ・ハンター』