最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、12月20~22日)で、永野芽郁と佐藤健のダブル主演作『はたらく細胞』(12月13日公開)が前週に引き続き1位を獲得し、V2を記録した。
目次
・V2『はたらく細胞』、『室井慎次』が10位圏外に
・『【推しの子】 The Final Act』7位スタート
・『劇場版 忍たま乱太郎』4位初登場
・全国映画動員ランキングトップ10(2024年12月20日~22日、興行通信社調べ)
V2『はたらく細胞』、『室井慎次』が10位圏外に
12月23日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『はたらく細胞』。
漫画家・清水茜氏が「月刊少年シリウス」(講談社)にて連載した同題作品と、そのスピンオフ作品として「モーニング」(同)に掲載された『はたらく細胞BLACK』(原作・原田重光氏、作画・初嘉屋一生氏、監修・清水氏)を、映画監督・武内英樹氏のメガホンで実写化した。
上映を開始して2週目の週末3日間の観客動員は38万6000人、興行収入は5億3200万円をマークし、累計では動員128万人、興収17億円を突破している。
今週末は初登場の映画が4作ランクインした影響もあってか、前週まで5週連続でトップ10入りしていた『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)は圏外となった。
『【推しの子】 The Final Act』7位スタート
人気漫画『【推しの子】』(原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏)の実写映画『【推しの子】 The Final Act』は12月20日公開で7位に初登場。
主人公・アクア役の櫻井海音のほか、アイ役で元乃木坂46・齋藤飛鳥、ルビー役で元=LOVEの齊藤なぎさなどが出演。さらに、映画公開直前の12月5日には、カミキヒカル役で嵐・二宮和也が出演することも明らかになって話題を呼んでいた。
原作の『【推しの子】』は今年11月まで「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載され、これまでTOKYO MXほかで放送されたアニメ版も大ヒット。それだけに、実写化の発表時にはネット上で「不安」「改悪されそう」などと心配の声も飛び交った。