▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
平均年収が高い国家資格は?
国税庁が実施した「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、男女あわせた給与所得者の平均年収は460万円となっています。男女別にみると男性が569万円、女性が316万円となっています。平均年収が高い国家資格について調べてみると、以下の職業が上位にくるようです。
●司法書士:1121万6800円
●弁理士:1121万6800円
●中小企業診断士:947万6000円
●社会保険労務士:947万6000円
●公認会計士:746万7300円
上記の職業は、いずれも平均年収を大幅に超えていると考えられます。特に公認会計士以外の年収は、平均年収と比較しても倍以上の年収になるようです。このほかにも税理士や行政書士、不動産鑑定士などは、給与所得者の平均年収よりも高額の年収になるとされています。合格が難しい国家資格が必要な仕事は、多くの場合年収が高くなると考えられるでしょう。
国家資格を取得するのにかかる費用
国家資格を取得するのに必要な費用は、どの資格を取得するかによって異なるようです。厚生労働省「国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧」に掲載されている国家資格の受験手数料を見てみると、代表的なもので以下の金額が掲載されていました。
●弁護士:2万7200円
●司法書士:6600円
●弁理士:1万2000円
●不動産鑑定士:1万2800円
●税理士:3500~7500円