若者向けのイメージがある「シェアハウス」。「中高年」でも入れるって本当?
一人暮らしの寂しさや生活コストの負担を解消する選択肢として、シェアハウスが注目を集めているようです。しかし、中高年でも利用できるか気になる人もいるでしょう。本記事では、シェアハウスの特徴や家賃相場、年齢層の傾向を紹介し、異世代間で暮らすホームシェアについて解説します。

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シェアハウスの特徴

シェアハウスとは、リビングやキッチンなどの共用スペースを複数人で利用する新しい形の住まいです。一般的な賃貸アパートとは異なり、他の入居者との交流を楽しむことを前提に設計されており、外国人にも広く知られています。
 
また、敷金や礼金が不要な場合が多く、家具や家電があらかじめ備え付けられている傾向があるため、新生活のスタートにかかる負担を大幅に軽減できる可能性があります。さらに、家賃に光熱費やインターネット代が含まれている場合もあり、固定費をまとめて管理できる点もメリットだと考えられます。
 

シェアハウスを利用している人の年齢層

国土交通省の調査によると、シェアハウスを利用している人の年齢層は表1の通りです。
 
表1

20歳未満 0.8%
20歳以上25歳未満 12.2%
25歳以上30歳未満 43.9%
30歳以上35歳未満 30.9%
35歳以上40歳未満 1.6%
40歳以上60歳未満 4.9%
60歳以上65歳未満 0%
65歳以上 4.9%

※国土交通省「1-2.シェアハウスの運営事業者に対する運営実態等調査」より筆者作成
 
調査結果から、シェアハウスの主要な利用者層は20代後半から30代前半の若年層であることが分かります。また、年齢が高くなるにつれてシェアハウスを選ぶ人の割合は減少する傾向です。
 

シェアハウスの1ヶ月の家賃相場