東京・銀座「銀座小十」の奥田氏監修メニュー「三種盛り」は、土台の料理に塩昆布や生この子など塩味と旨味のある素材を混ぜ、「Leaf-Soy Sauce」が口中の熱で溶けて醤油の味が広がった瞬間、全体がバランスよく感じられるよう仕立てた一品。


「真魚鰹唐揚げ」には、刻んだ漬物とスダチを合わせた「Foam-Clear Soy Sauce」を添えた。醤油と漬物の発酵食品同志が織り成す奥深い味が、真名鰹の滋味をいっそう際立たせるそう。


福岡・博多「Goh」の福山剛氏監修メニュー「鮑 椎茸 あおさ」は、焦がしバターと椎茸のピュレをエスプーマにしたソースに、「Foam-Sweet Soy Sauce」をプラスした変奏バージョンの一皿。焦がしバター、椎茸、甘口醤油という味の強い素材を組み合わせた濃厚なソースだが、舌の上でシュワッと消えるクリーミーなムースに仕立てることで風味の鮮やかさと軽やかさを両立させた。


「チョコレートのタルト トリュフ 味噌 醤油」は、秋冬のデザートにトリュフとともにチョコレートタルトの上に、「Leaf」シリーズを飾り付けた一皿。味の構成、盛りつけに、新たな形の可能性を見出している。

日本の食文化の魅力を世界へ

フンドーダイは、「食を通じて、社会に、地域に貢献する」「時代の“食文化発信企業”として常に豊かな味の提供に努める」ことを目指し、醤油味噌、調味料などを開発・製造する老舗メーカー。

熊本県内・九州域内のみならず海外まで販路拡大を図っており、基幹ブランド「透明醤油」を中心に製醤油・味噌の輸出国は現在30カ国まで拡大。「令和3年度 輸出に取り組む優良事業者」におくられる農林水産大臣賞に選ばれるなど、堅実に実績を積み上げている。

そんな中、古来より親しまれてきた調味料である醤油・味噌を、国内外に向けより広く深く啓蒙し、また使ってもらう機会の創出拡大を目的として、「Foam」シリーズと「Leaf」シリーズを開発した。