出典:厚生労働省保険局「高額療養費制度を利用される皆さまへ」を基に筆者作成
 

限度額適用認定証を忘れて提示しなかった場合

限度額適用認定証を提示し忘れた場合でも、後から高額療養費の払い戻しを受けることができます。その場合は、以下の手続きを行ってください。
 

医療機関の窓口で請求された金額通りの医療費(自己負担割合分)を全額支払う

診療時に限度額適用認定証を提示していないため、一時的に通常の自己負担割合分を支払う必要があります。まずは、窓口で請求された医療費を全額支払いましょう。
 

「高額療養費支給申請書」を提出する

後日、加入している健康保険(協会けんぽや国民健康保険など)に「高額療養費支給申請書」の提出が必要です。申請により、自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。
 
申請方法や必要書類については、加入している健康保険に確認してください。
 

自己負担限度額を超えて支払った医療費は後から手続きを行えば払い戻しされる

限度額適用認定証は、高額な医療費の支払いがある際に窓口で保険証と一緒に提示することで、支払いを自己負担限度額までに抑えることができる書類です。限度額適用認定証を医療機関で提示し忘れてしまった場合でも、手続きをすることで、後から自己負担限度額を超えて支払った分の医療費を払い戻してもらうことが可能です。
 
医療費を払い戻してもらうための手順を再度確認しておきましょう。最初に請求された医療費を自己負担割合分全額支払うことにはなりますが、後日「高額療養費支給申請書」を加入している健康保険に提出することで、自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。申請方法や必要書類は、加入している健康保険に確認しましょう。
 

出典

厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆さまへ 上限額は、年齢や所得によって異なります (1)70歳以上の方(4ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー