2024年5月ナイジェリアでのメーガン夫妻(C)GettyImages

 昨年5月、ヘンリー王子とメーガン夫人、夫人の母親ドリア・ラグランドの乗った車が、ニューヨークのマンハッタンでパパラッチたちに“カーチェイス”されたハプニングについて、王子がニューヨーク市警の対応に不満を抱きクレームを入れていたと報じられた。

目次

・メーガン夫人とヘンリー王子、パパラッチとカーチェイス?
・ヘンリー王子がニューヨーク市警にクレーム
・王子夫妻は「プロのクレーマー」だと大炎上

メーガン夫人とヘンリー王子、パパラッチとカーチェイス?

 2023年5月16日夜、「ウィメン・オブ・ビジョン」賞の授賞式に出席したメーガン夫人。その帰りの車中での様子が報じられると、翌日大きな話題になった。

 車には、ヘンリー王子と夫人の母親も同乗しており、車中でほほ笑みを浮かべる夫人と、集まったパパラッチをスマホで撮影するこわばった表情の王子が撮影され、さらに途中でタクシーに乗り換えるというびっくりな行動まで激写されたのだ。

 ヘンリー王子夫妻の広報担当は、「パパラッチに2時間以上追跡され、あわや大惨事のカーチェイスに巻き込まれた」「ほかの車や歩行者、警察官2人と何度も衝突しそうになった」と、パパラッチが無謀な運転をしていたと非難する声明を発表。

 当時のニューヨーク市長も、「王子の母親が亡くなった時のことを思い出した人が多かったのではないか」とパパラッチを批判していた。

 一方のニューヨーク市警は、「確かに彼らの移動を困難にしたフォトグラファーがたくさんいたが、彼らは無事に目的地に到着したし、追突、召喚、けが、逮捕などの報告はなかった」とコメント。

 3人を乗せたタクシーの運転手も、「パパラッチには追われていない。写真は撮られていたけど、追跡なんてなかった」と戸惑った様子で、ネット上では「マンハッタンでハイスピードカーチェイスなんてできるわけがないのに、大げさすぎ」「また被害者ぶってる」などと失笑された。