◆ギャップ萌え!クールなのに熱い“男前”
しかし、高杉の凄さは演じ分けのギャップだけではありません。台詞回しや表情の緩急で、大河の魅力を余すところなく表現しています。対外的には、難しい手術をこなす技術至上主義のクールな外科医の大河。一方で、好きなものに囲まれたファンシーな部屋に住んでいたり、ファンである「新しい学校のリーダーズ」のライブで熱唱しながら踊ったり、ラーメンと焼きそばを同時喰いしたり、おちゃめな一面も持ち合わせています。
2月28日に放送された第8話では、ネグレクトにより養護施設「羽ばたき園」に入所している少女・小夜子(さよこ/永瀬ゆずな)が入院してきました。大河も同じ施設で育っており、小夜子は家族のような存在。ただ、母・早苗(さなえ/小野ゆり子)は親権を盾に小夜子の手術を拒んでいました。すると大河は「俺が医師免許を失っても、優秀な外科医は他にいる。しかし…今、小夜子を救うことができる外科医は俺だけだ!」と手術を強行。医師としての高い使命感と、家族を大切に想う愛情深さに、胸を熱くした視聴者は多いはず! 演じる人物をより深く、魅力的に表現する、高杉の底知れない力が発揮されていました。