──このたびは、なんとも言えない作品の主演となったわけですが。

早河 なんとも(笑)。そうですね、まったく想像していなかったので、うわぁって。けっこうびっくりしましたね。

──出演にあたっては、迷ったんじゃないですか? こんな作品に……。親御さんに相談したりとか……。

早河 いや、一切せずに即答で「お願いします!」って言いました。素敵なお話をいただけてうれしかったです。もともといろんな映画とかドラマとか見てるんですけど、ホラー映画もすごく好きで。グロい系もけっこう見ますよ。日本の古いホラー、『呪怨』とか全部見てますし。

──そうなんですね。意外でした。脚本を読んでみて、どんな印象でしたか?

早河 ホラーといっても、コメディとホラーの中間というか、面白さもありつつ感動ありつつなんです。主人公のももは感情の変化が激しいし、魔法少女でもあるので、表情だったり仕草、演技で表現するのが難しそうだなと思いました。