渡邊アナは2020年にフジテレビに入社し、同年9月に女優の福原遥から『もしもツアーズ』のツアーガイド役を引き継ぐ大抜擢を受け、同月に『めざましテレビ』の情報キャスターにも就任。今年1月からは局の肝煎りでスタートしたお昼の情報バラエティ番組『ぽかぽか』の木曜進行にも起用され、上層部からの期待の大きさを感じさせていた。そんな中で7月に入院し、まったく復帰のめどが立っていなかったことでファンは心配していたが、想像を超えるような厳しい闘病生活を送っていたようだ。
渡邊アナが出演していた『めざましテレビ』では、総合司会を務める井上清華アナが今月11日から23日まで9放送日連続で番組を欠席中。井上アナは9月末にも4日連続で番組を欠席しており、理由は「体調不良」とだけ説明されているが、渡邊アナのように身体が悲鳴を上げている状態ではないかとも推察されているようだ。
井上アナの体調不良については、7月下旬に“休日出勤”となる土日に放送された『27時間テレビ』で進行アシスタントを務め、ホテルで休憩をとってそのまま翌朝の『めざましテレビ』に出演するなどの激務が影響したとの見方がある。現在、井上アナの代役は1年後輩の藤本万梨乃アナが務めているが、藤本アナは日曜夜に『Mr.サンデー』の司会を務め、翌月曜の『めざましテレビ』に出演するというスケジュールを2週連続でこなしており、同じ轍を踏みかねないと危惧する声もある。
12日から体調不良で『めざまし8』のMCを休んでいた小室瑛莉子アナは23日に復帰を果たしたが、看板クラスの人気女子アナがバタバタと何人も倒れること自体が異常事態だ。フジテレビの女子アナの起用法や労働環境に問題があるのではという疑いの声も強まっており、どうしても人気女子アナがハードスケジュールになってしまう業界構造の改善を検討したほうがいいのではないだろうか。