復興に向けてこの地で頑張る一企業として「起き上がるなら、新しい取り組みで地域を支えたい」と決め、第一弾企画をリリース。「某有名家具ブランドで販売予定だった家具」をアップサイクル家具として販売し、初めての取り組みながら、販売点数24点、合計251,273円のオーダーを得た。
廃盤となったオフィス向け家具を利活用
そして今回、「廃棄される運命の椅子やソファと向き合い、再生を通じてお客さまへ新しい価値を提供したい」という想いを込めて、第二弾企画をリリース。オフィス向けに張替・補修を施したリファービッシュ品を手頃な価格で販売するほか、廃番品や試作品のアップサイクル家具も数量限定で販売している。
張地を選べるセミオーダー商品としても販売。自宅で使えるものから、小さなお店にも使える椅子やソファのほか、特注ソファの製作途中で生まれた試作品も特別に販売予定。椅子生地は、工場に残る在庫生地から特別価格で選ぶことも可能だ。
販売商品は、肘のラインが美しい洗練されたアームチェア、レトロなカウンターチェア、おうちカフェにピッタリのシックなダイニングチェア、高級CLUBのために作られた片肘ソファ、リゾートのテラスに置いてありそうなテーブル、重役室のローテーブル、手紙を書くのによさそうなデスクチェアなどがラインアップしている。購入方法などの詳細は、特設サイトでチェックしてみて。
売上金額から経費を除いた3割を寄付
対象商品の売上は、能登半島地震・奥能登豪雨への復興支援のため、売上金額から経費を除いた3割を寄付する予定だ。同社も能登半島地震により、工場が一部損壊しながら、なんとか稼動開始までこぎつけることができた。その後、復興への道筋は遠く、その途中で更なる豪雨被害に襲われ、能登地区における人口減少は加速している。被災地で今できることと向き合い、工場の立て直しに取り組み、この企画を復興の一助にしたいとの思いを込めて継続していく。