午後:「大観峰」から絶景鑑賞&「みくりが池」周辺を散策しよう
ダムカレーでお腹を満たした後は、室堂方面へと移動を再開しましょう。
まずは黒部湖~黒部平~大観峰へ
黒部ダム駅の次の駅「黒部湖」までは、ダムから徒歩15分ほど。黒部湖からは黒部ケーブルカーに5分乗車し「黒部平」へ。さらに黒部平から立山ロープウェイに乗車し、7分で「大観峰」に到着します。
「大観峰」からアルプスの山々を一望!
大観峰の駅舎は断崖絶壁に建てられており、アルプスの山の険しさを実感できます。駅舎の外へ出ることはできませんが、屋上にある展望スポットにはぜひ立ち寄ってみて。黒部湖を見下ろせるほか、アルプスの山々を一望でき、まさしく絶景を楽しめます。
またここまで乗車してきた立山ロープウェイもじっくり上から観察してみましょう。立山ロープウェイは、視界を遮る支柱がない「ワンスパンロープウェイ」としては日本で最長のロープウェイ。支柱もなくロープだけで駅から駅へと繋ぐ様子は、改めて眺めてみるとなかなかスリルがありますよ。
大観峰~室堂へ
大観峰の駅舎から絶景を鑑賞した後は、立山トンネルトロリーバスに乗車し「室堂」へ。乗車時間は10分ほどです。
室堂を代表するスポット「みくりが池」周辺を散策しよう
室堂に着いたら、早速一帯を散策してみましょう。ハイキングコースがいくつか整備されており、おすすめは室堂を代表するスポット「みくりが池」周辺を1周する「みくりが池周回コース」。ゆっくり歩いても1時間ほどで、比較的アップダウンも少ない歩きやすいルートです。
みくりが池は周囲630m・水深15mの火山湖。青く澄んだ水をたたえた、北アルプスで最も美しい火山湖と言われています。池の横には日本一高所の温泉宿と言われる「みくりが池温泉」があり、宿泊はもちろんのこと立ち寄り入浴も可能です。
4月中旬~6月中旬は雪の大谷も見どころ
世界でも有数の豪雪地街である標高2,450mの立山室堂平。なかでも室堂付近にある「大谷」は積雪が多く、高さ20mを超えることもあり、この「大谷」の道路を除雪してできる巨大な雪の壁を「雪の大谷」といいます。
この雪の壁を見ることができるのは春、黒部アルペンルートが全線開通する4月中旬から6月中旬にかけて。この時期は「雪の大谷ウォーク」と題して雪の壁の間を歩けるイベントをはじめ、雪を生かした催しがいろいろと行われます。4月中旬~6月中旬に訪れる場合は、他のスポットへの立ち寄り時間を減らしてでも、室堂周辺を観光する時間をたっぷりとってみてください。
室堂から折り返して帰路へ
室堂一帯の散策をたっぷり楽しんだ後は、来た道を戻って扇沢駅を目指しましょう。なお室堂から大観峰行きの立山トンネルトロリーバスの最終便は15:30発で、その後利用するすべての乗り物(扇沢駅から長野駅方面へのバスも含む)もこの時間に合わせて最終便が運行しています。
提供:トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選