「形而上」の読み方をご存じでしょうか?
パッとみたイメージで「けいしじょう」と読んでいた方が多いかもしれませんが、それは間違いです。
かなり哲学的な言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「形而上」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字
- 形のないもののことです
- 哲学には形而上学という学問があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「形而上」の読み方!正解は!?
正解は「けいじじょう」です!
形而上の「而」という漢字は「じ」や「なんじ」などの読み方がありますが、「し」とは読めないので「けいしじょう」という読み方は間違いになります。
「形而上(けいじじょう)」とは、ヒントでも示したように、形をもっていないもののことです。
たとえば、人間の心や魂も形がないので「形而上」だといえますね。
哲学では、私たちが普段捕らわれている時間や空間を通した経験によっては認識できない、超自然的、理念的なものを「形而上」と呼んでいます。
5つ目の漢字は「戈」です!
「戈」を何と読みますか?
「ほこ」と読んだあなたは正解!
さて、他の読み方は?
「戈」の読み方のヒントは?
1.「戈」をひらがなにすると3文字になります。
2.日本の歴史に戈は付きものです!
3.「戈」の類義語には「交戦」「合戦」「武力衝突」などがあります。
正解は…
正解は「いくさ」でした!
普通は「戦」と書きますね!
日本の歴史は「戈」の歴史と言っても過言ではありません。
「戈」の音読みは「カ」、訓読みは「いくさ」「ほこ」、漢検1級4画の漢字です。
「いくさ」の「いく」は矢を射る(いる)、矢を射交わす。「さ」は矢を意味する「箭(セン・や)」が、それぞれ語源となります。
古くは矢を射ることを意味していたのが、やがて敵味方に分かれた戦争や戦闘を指す言葉になったというわけです。