正解は「ふたそじ」です!
ヒントで示したように「二十路(ふたそじ)」は「二十歳(はたち)」と同じ意味を持ちます。
今でも「はたち」はよく使われますが「ふたそじ」という言い方は初めて知った方が多いかもしれません。
同じ使い方でよく耳にするのは30歳の「三十路(みそじ)」ですね。
ちなみに40歳以降は「四十路(よそじ)」「五十路(いそじ)」「六十路(むそじ)」「七十路(ななそじ)」「八十路(やそじ)」「九十路(ここのそじ)」と、続きます。
3つ目の漢字は「鯥五郎」です!
「鯥五郎」・・・
完全に人の名前のようですが、なにごろうさんなんでしょうか?
呼び捨てにするのは何だか悪い気がしてしまうのですが、いいんでしょうか?
早速読み方を考えていきましょう!
「鯥五郎」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
読み方は皆さんが読んでいる通り、ひらがなで「〇〇ごろう」で合っています。
問題は「鯥」の読み方なんですが・・・
「へん」に注目してください!
「さかなへん」ですね?
ということは水辺の生物や魚の可能性が高いですよね。
水辺の「〇〇ごろう」・・・もう、分かりましたよね?
「鯥五郎」の読み方の答えは・・・
正解は、「むつごろう」でした!
「鯥五郎(むつごろう)」は、有明海などの干潟に生息しているスズキ目・ハゼ科の魚の一種です。
体調は15センチほどで、干潟をぴょんぴょん跳ねる姿がなんともキュートですよね。
この「鯥五郎(むつごろう)」は、「ムツ」とも呼ばれています。
なぜ「五郎」が付いたのかは諸説ありますが、「脂っこい」を意味する「むつごい」とハゼ類を表す「ごろ」が合わさったという説が有力なんだそうですよ。
ちなみに鯥五郎(むつごろう)で有名な佐賀県では、他にも「伝兵衛」や「甚吉」などと呼ばれる魚もいるんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!