夜行バスで移動する場合のメリットは「料金が比較的安いこと」です。新幹線での移動と比較すると、年末年始の料金であったとしても比較的安い金額で移動することができるでしょう。
 
しかし大きなデメリットはやはり「乗車時間の長さ」です。およそ11時間の乗車は、身体に大きな負担がかかります。夜間に寝ながら移動するとはいえ、自宅のように足を伸ばしてゆったり眠ることはできません。途中で何度も停車し休憩時間はありますが、移動が長くなるにつれて疲れはたまります。
 
翌朝実家に到着した後も疲労から眠ることになることも考えられ、到着した1日が潰れる可能性もあります。
 

新幹線で移動する場合

新幹線で移動する場合のメリットは夜行バスで移動する場合との裏返しで、「移動時間が比較的短いこと」です。夜行バスよりも大幅に短い時間で移動できるため、疲労の蓄積は軽減できるはずです。
 
一方でデメリットは「料金が比較的高いこと」です。夜行バスと比較すると往復料金が高く感じてしまうでしょう。ただし前述した通り、「学生割引」や「往復割引」が適用できる場合はより安く乗車できますので、ぜひ確認してみてください。
 

まとめ

本記事では東京から米子に移動する場合の移動手段について、夜行バスと新幹線の比較をしてみました。遠く離れてしまった子どもが帰って来てくれる機会は今後どのくらいあるでしょうか。
 
せっかく一緒の時間を過ごせるのであれば、少しでも子どもには疲れをためないようにゆったりと移動をしてもらい、健康に帰ってきてほしいですね。各家庭の状況によるところはありますが、新幹線で帰ってきてもらえるように、お年玉という形で資金援助をしてあげるのも良いかもしれません。
 
執筆者:小林裕
FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート