極論ですが、普段の飲料水を全て水にすれば、かなりの節約になる可能性があります。その水が水道水であればなおさらです。種類にもよりますが、水と比べるとお茶は割高な傾向があります。ジュース類ともなるとそれ以上かかる場合もあるでしょう。
しかし、全ての飲料水を水にして生活することは、現実的に難しい可能性があります。なぜなら、水に飽きてしまい、そのうち「味のある飲み物」を求めるようになる可能性があるからです。その場合に気になるのは費用面、つまり飲み物代を安価に抑える節約方法です。
そこで、飲み物代の節約方法を以下にまとめました。
●茶葉やティーバッグを利用し、お茶は自作する
●外出先に水筒を持参する
●まとめて購入する
●定期便で購入する
●希釈タイプの飲み物を使う
お茶はペットボトルで購入するよりも、茶葉などから自作した方が節約になることが多いようです。自作のお茶も含め、外出時には飲み物を水筒に入れて持参すると、ペットボトルの飲み物を購入する必要がないため節約になる可能性があります。
ペットボトルの飲み物における、最大の利点は手軽さと種類の豊富さでしょう。自作より割高でも、手軽さなどを優先してペットボトルの飲料水を使う方は多いはずです。その場合はまとめて購入したり、定期便を利用したりすると、お得に購入できる可能性があります。
年間費用の違いは14万5000円以上
ペットボトルの水、つまりミネラルウォーターの価格は販売店により異なりますが、500mlの場合の相場は1本当たり100円ほどです。対して、水道水の場合は500ml当たり0.1円ほどが相場になるようです。
健康的な成人は体重1kgにつき、35mlの水分を1日に摂取する必要があるとされています。つまり、体重が60㎏であれば約2Lです。ただし、食事でも水分を摂取するため、いわゆる飲み水としての量はもっと少なくなる可能性があります。
仮に、2Lの水分をペットボトルの水で摂取するとしたら、1日当たりの費用は約400円、年間で14万6000円です。対して、水道水の場合は1日当たり0.4円、年間でも約146円となります。つまり、水道水と「ペットボトルの水」における年間費用の差は14万5000円以上といえます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー