毎日の飲料水は「ペットボトルの水」で済ませているという友人。「水道水」を飲む場合と比べて、「1年でかかる費用」はどれだけ違いますか?
飲料水は人間が生きていくうえで欠かせないものであり、毎日必要なものです。ペットボトルの水を購入して日常的に飲んでいる方も多いでしょう。しかし、水道水と比較すると割高なのは明白です。毎日飲むものだからこそ、飲料水は節約したいと考える方も多いでしょう。   そこで本記事では、飲料水として利用する場合における、ペットボトルの水と水道水の年間費用の違いについて解説します。

水道水とペットボトルの水の費用

ペットボトルの水、いわゆるミネラルウォーターの価格は販売店舗によって異なります。コンビニで販売されているものはやや割高ですが、スーパーやドラッグストアなどであれば、比較的お得に購入できる可能性があります。500mlのペットボトルの場合、1本あたりの相場は100円前後です。
 
水道水の費用、つまり水道代も地域によって差があります。水道水は料理やお風呂などにも使われるため、飲料水のみでの水道代を把握している方は少ないかもしれません。水道代は500mlの場合で0.1円ほどとされているため、ペットボトルと比較すると圧倒的にお得といえるでしょう。
 
人が1日に摂取すべき水分量は、代謝や運動量などにより異なります。健康な成人であれば、体重1kgにつき約35mlが必要だといわれています。例えば、体重60kgの場合は1日に約2Lが必要となります。健康のためにも、自身の体重と1日に必要な水分量は、あらかじめ把握しておくとよいでしょう。
 
ただし、この水分量には食事から得られる水分も含まれます。そのため、本来の意味での飲水量はもう少し減る可能性があります。
 
仮に、1日に必要な2Lの水分量を全て飲料水で摂取する場合、ペットボトルの水では1日当たり約400円かかります。1年間では14万6000円です。対して、水道水の場合は1日当たり0.4円、年間でも約146円となり、価格差は明白といえます。
 

飲み物代の節約方法