誕生日とクリスマスは、それぞれ年に一度の特別なイベントです。子どもにとってはなおさらそうでしょう。両方のお祝いを一緒にすることで、「損をした」と感じてしまうのは自然な反応かもしれません。
 
とはいえ、誕生日用とクリスマス用にそれぞれプレゼントを用意すると、出費が増えてしまうことも事実です。
 
株式会社スタジオアリスが7歳以下の子をもつ保護者を対象に行ったアンケート調査によると、誕生日プレゼントの予算は「3000円~5000円未満」が31.3%、「5000円~7000円未満」が21.4%、「7000円~1万円未満」が18.2%となっています。
 
また、株式会社絵本ナビが0~12歳の子をもつ保護者を対象に行った調査によると、クリスマスプレゼントの予算として最も多いのは「5000~1万円」でした。同じ月に2回分のプレゼント代が必要になると、1~2万円程度はかかる計算です。出費がきついと感じる人もいるかもしれません。
 
ただ、もし12月ではなく夏に生まれていたら、ほとんどの人は「お祝いをまとめる」という考えには至らないでしょう。つまり年間でみるとトータルの出費は変わらないといえます。一度に出費が重なるのがきつい場合、事前に予算を調整しておき、プレゼント代などを月ごとに積み立てておくことがおすすめです。これにより、予算が足りなくて焦ることなく、それぞれ別々にお祝いできるでしょう。
 

子どもの気持ちに寄り添うなら別々にお祝いを

12月はクリスマスや年末年始の準備もあって、出費が重なる時期です。そこに誕生日のお祝いも、となると家計的に厳しいと感じる人もいるかもしれません。
 
ただ、誕生日は生まれたことを祝う大切な日です。特に子どもは「自分だけの特別感」がほしいのではないでしょうか。一時的に出費が増えても、子どもの気持ちを考えて別々に祝うことを検討してみましょう。
 

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