子どもが12月生まれなので「誕生日」と「クリスマス」はまとめてお祝いしています。「プレゼントが減って損」と不満そうですが、出費が増えても別々に祝うべきでしょうか?
子どもの誕生日が12月という家庭もある場合、「誕生日とクリスマスを一緒に祝う」という人もいるのではないでしょうか。しかし、このようにお祝いごとをまとめると、子どもから「プレゼントが減って損だ」と不満の声が上がるかもしれません。誕生日とクリスマスを一緒に祝う人はどの程度いるのかなどを解説します。

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誕生日とクリスマスの違い

誕生日とクリスマスは、それぞれ異なる意味をもつ特別な日です。
 
誕生日は生まれた日を祝う日のことで、「個人の記念日」といえます。誕生日ケーキを食べたりプレゼントをもらったりする人も多いでしょう。クリスマスは、本来はイエス・キリストの生誕を祝う日ですが、日本では季節の雰囲気を味わう「みんなのイベント」として楽しんでいる人が多いのではないでしょうか。
 
12月生まれの人は、自分の誕生日とクリスマスシーズンが近くなるため、どうしても一緒にお祝いされることが多くなりがちです。例えば、誕生日とクリスマスのプレゼントが合わせて1つになったり、誕生日ケーキとクリスマスケーキが兼用されたりと、まとめて祝われた経験がある人も多いのではないでしょうか。
 

誕生日とクリスマスをまとめて祝う人の割合

ケーキ販売サイトを運営する株式会社Cake.jpが行った「クリスマスに関する意識調査」によると、「12月生まれの誕生日とクリスマスを一緒にお祝いする(お祝いされた)」と回答した人は46.9%でした。半数近い人が、誕生日とクリスマスをまとめて祝ったり、祝われたりした経験があるということです。
 
一方、「できれば別々に祝いたい」と考える人は全体の65.5%に上り、「一緒に祝いたい」と答えた人はわずか10.7%でした。
 
祝われる側としては、「誕生日は自分だけの特別な日として大切にしたい」「クリスマスとまとめられると寂しい」と感じることも多いでしょう。一方で祝う側としては、「プレゼントが2つだと予算がかかる」「年末で忙しい」などの理由から、両者を一緒にお祝いしたいと考えているのかもしれません。
 

誕生日とクリスマスを別々に祝うべき?