同調査では冬のボーナスの使途についてのアンケートも実施しています。ボーナスの支給予定あり・支給された人に使い道を尋ねたところ、最も多いのは「生活費」の53.8%でした。第2位は「預金・貯金」の51.9%、第3位は「趣味・娯楽」の30.8%、第4位は「借金・ローンなどの返済」の23.1%、第5位は「旅行・レジャー」の17.9%と続きます。
多くの人はボーナスをもらっても旅行やレジャーよりも、普段の生活費や貯蓄を重視する傾向にあると言えるでしょう。
ボーナスなしの会社ってどれくらいある?
労働基準法には「ボーナスを支給しなければならない」という規定はなく、ボーナスを支給するかどうかは企業の判断に委ねられています。
これは、給与(賃金)は労働に対する対価であるのに対し、ボーナスは業績や成果に基づいて支給される一時金であるためです。
そのため、ボーナスを支給しない企業も存在します。前述の株式会社フリーウェイジャパンの調査でも、各社代表取締役の回答は、「支給予定なし」が30.3%、「ボーナス制度が無い」が28.9%となっています。
まとめ
2024年の冬のボーナスについては、今回参考にした調査の中では前年よりも増加する傾向にあります。とはいえ、個々の企業の業績や経済状況などによって支給額や支給の有無は異なります。
各自の状況に応じた計画を立て、大切なボーナスを有意義に使いましょう。
出典
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等 ≪特別集計≫令和5年年末賞与(一人平均)
株式会社フリーウェイジャパン フリーウェイジャパン調べ 冬のボーナスに関するアンケート(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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