2023年の冬ボーナスは「39万円」! 2024年は半数が「増加した」という結果に? 支給なしの割合も紹介
毎年多くの人が楽しみにしているであろう「冬のボーナス」。2023年の冬ボーナスでは、各産業平均で約39万円が支給されました。   それでは、2024年はどうなるのでしょうか? 賃上げや物価上昇の影響を考えると、増額が期待される一方で、企業の経営状況によるリスクも見逃せません。   本記事では、2023年のボーナス動向を振り返りつつ、2024年の支給見込みや、ボーナスの使い道、さらには「ボーナスが支給されない企業の割合」について解説します。

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2023年の冬のボーナスはいくらだった?

厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、2023年の冬ボーナスは、調査対象となる産業の平均で39万5647円支給されました。前年の平均が39万2975円でしたので、前年比では0.7%増ということになります。
 
なお、ボーナスについては業種による差も大きく、2023年の冬ボーナスにおける平均支給額では、最も金額が低い飲食サービス業等が6万9234円だったのに対し、最も高い電気・ガス業は80万3194円です。
 

2024年の冬のボーナスはいくらになる?

2024年の冬ボーナスについては、バックオフィス業務支援のクラウドサービスを展開する株式会社フリーウェイジャパンが中小企業・零細企業の代表取締役・個人事業主、従業員を対象に調査した「冬のボーナスに関するアンケート」を参照していきます。
 
冬のボーナスの支給予定あり・支給されたと答えた人に支給額を聞いたところ、回答者の平均額は51万2000円という結果でした。なお、2023年冬のボーナスと比べると、「変化なし」が48.7%、「やや増加した」が35.9%、「増加した」が15.4%、「減少した」「やや減少した」はそれぞれ0%となっています。
 
2023年の冬のボーナスと比べると、今年は全体としては支給額が増える傾向にあるのかもしれません。
 

冬のボーナスの使い道は?