令和元年のデータによると、1人1日あたりの平均摂取量は、野菜が280.5g、果物が100.2gとされており、厚生労働省が策定した「健康日本21(第二次)」の目標値である野菜350g、果物200gに達していない状況です。
このため、野菜や果物の摂取量を増やすことが課題となっています。農林水産省では、この課題解決の一環として、旬の野菜を使ったおすすめレシピを提案しています。
今回は、価格が安定している旬の里芋を使った「里芋のサラダ」をご紹介します。調理時間は20~30分で、2人分の材料は以下の通りです。
材料(2人分)
里芋:200g
小エビ:大さじ2
天かす:大さじ2
マヨネーズ:大さじ1/2
醤油:大さじ1
あおさ:大さじ1
塩・コショウ:少々
1. 里芋をよく洗い、皮付きのまま1cmほどの輪切りにして蒸します。
2. 柔らかくなったら、熱いうちに皮をむき、粗くまたは滑らかになるまで潰します(お好みで調整)。
3. フライパンにごま油を少量入れ、小エビと天かすを軽く炒めます。
4. 潰した里芋に炒めた小エビと天かすを加え、マヨネーズ、醤油、あおさを入れてよく混ぜます。
5. 塩・コショウで味を整えたら完成です。
旬の里芋を活用することで、手軽に野菜の摂取量を増やすことができます。ぜひ試してみてください。
じゃがいもや里芋は価格の変動が少なく家計に優しい食材
冬の旬の食材の中でも比較的安定した価格で手に入るものもあります。例えば、じゃがいもや里芋は価格の変動が少なく、家計に優しい食材です。これらを使えば、手頃に栄養たっぷりの料理が作れます。
たとえば里芋を使った『里芋のサラダ』はおすすめです。里芋を蒸して潰し、小エビや天かすを加えてマヨネーズと醤油で和えるだけで、簡単においしい一品ができます。
また、大根や白菜、ネギといった冬野菜は12月後半になるほど価格が落ち着く予想であるため、タイミングを見て購入すればお得に楽しめるかもしれません。旬の食材を活用して、美味しくて栄養満点な料理をぜひ楽しんでください。