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小学生がもらうお年玉相場
株式会社インテージが行った「お年玉」に関する調査結果のうち、小学生がもらったお年玉相場についての内容を表1にまとめました。
表1
小学校1~3年生 | 小学校4~6年生 | |
---|---|---|
~1000円 | 19.7% | 7.4% |
~3000円 | 50.3% | 40.9% |
~5000円 | 21.0% | 37.6% |
~1万円 | 8.3% | 13.2% |
~2万円 | ー% | ー% |
2万1円~ | ー% | ー% |
出典:株式会社インテージ「お年玉に関する調査」より筆者作成
小学校低学年では、3000円以内が半数以上を占めました。高学年になると3000円以内が40%に減少し、5000円以内が40%近くまで上昇しています。小学生がもらうお年玉の相場は3000~5000円前後を推移しており、学年が上がるに連れてお年玉金額も増えることがわかります。
小学生で1万円のお年玉をもらっている人は少数派で、相場よりも高いといえるでしょう。なお、大学生や専門生、短大生でも2万円以内のお年玉をもらっている人は8.9%と少数派であることが分かります。
お年玉をキャッシュレスで渡す人もいる
近年、デジタル化が進む中で、お年玉の渡し方にも変化が生まれています。これまでは、現金をポチ袋に入れて渡すのが主流でしたが、最近はキャッシュレスでお年玉を送るケースも増えているようです。
LINE PayやPayPayなどの送金アプリを利用してお年玉を送るスタイルは、若い世代の支持を集めています。現代の子どもはスマホの使用に慣れているため、抵抗感が少ないようです。しかし、利便性や課題もあります。ここでは、キャッシュレスお年玉のメリットとデメリットについて紹介します。