自己否定を克服する方法①自分を認める
自己否定を克服するには、まず自分を認めてあげましょう。そのためにも、自分ができることを知り、自分を褒めることを覚えるのです。
自分が自分を認めないと、人から認めてもらうことなんてできません。つまり、褒められることがないのです。
しっかり自分を認めることで、徐々に人から褒められたり認められたりすることが増えると思います。
自己否定って、癖になっているので、自分を認めることなんて難しくてできないと思うかもしれません。
最初はそれでいいのです。しかし、「どうせ私にはできない。」ではなく、「もしかしたらできるかもしれない。」と考えるようにしましょう。
いつの間にか、「私にはできる!」に考え方が変わっていると思います。人は少しずつ変わっていくものなので、焦らないでくださいね!
自己否定を克服する方法②完璧を求めない
自己否定を克服する方法には、完璧を求めないというものもあります。完璧を求めると、完璧にできなかったときに自己否定をしてしまいますよね。
そのため、「今日は〇〇ができた!」、「ここまでできたら合格点!」のように、できたことに目を向けて、完璧さに目を向けないようにするのです。
第一、完璧にできることのほうが少ないですし、完璧な人なんてどこを探してもいません。
みんな不完全なんだということも覚えていてください。
自分だけが完璧にできないのではありません。誰だって完璧にできるものなんて1つもないかもしれません。
もし、人類が皆完璧なら、国によって格差があるはずないですし、今頃どんな世界になっているか分かりません。
不完全なところが人間味があって、人は好かれたりもするのです。
自己否定を克服する方法③人と比べない
自己否定を克服したいなら、絶対に自分と人を比べないでください。
「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、その言葉通りに、人は自分よりも良く見えるものです。
そして、全く違う人間なのだから、比べようがないし、比べたところで、本当は何も比較できないのではないでしょうか。
自分と人を比べるときは、実は自分の中で妬む心を持ちながら、人のいいところばかりを見てしまっているのです。
人のいいところが見れるって、とても素晴らしいことです。そのため、「あの人にはこんないいところがあるんだ。」と尊敬して、自分は自分のいいところを見つけてください。
きっと、人と自分を比べないようになったら、人からたくさんあなたのいいところを教えてもらえるはずですよ!
自己否定を克服する方法④ポジティブになる
自己否定を克服するには、ネガティブな心は払拭しなければならないので、ポジティブになるべきです。
「そんなの分かってる。」とか、「ポジティブになれないから困っている。」と言われそうですが、今まで自己否定を続けてきているのですから、急にポジティブになるのは確かに難しいことでしょう。
しかし、1日1回だけならどうですか?1日1回だけポジティブに考えてみるのです。
今までなら、「できない。」、「私には無理。」で終わらせていたことを、「できるからやる!」に変えてみるのです。しかも、1回だけでいいのでやってみるのです。
きっと、1回だけポジティブになってやってみたことで、成功する経験を掴んだら、それが自分への自信になります。うまくいったときは、褒めてくださいね!
そして、とても大切なことが、失敗したときにこそポジティブになるということです。
きっと最初は失敗すると、「またしてしまった。」とか、「もうできない。無理だ。」という感情が湧いてくると思います。
そう思ってしまうといつもと同じなので、失敗したときは、「仕方がない!もう1回頑張ろう!」と思いましょう。そして、周りに助けを求めてもいいと思います。
失敗したときに、ポジティブな考えをするのは難しいことです。どうしてもネガティブになってしまったら、早めに寝て、切り替えてください。
切り替え上手になることも、自己否定を克服するには大切なことですよ!
自己否定を克服する方法⑤カウンセリングを利用する
自己否定を克服する方法に、カウンセリングを利用するというものがあります。
病気が原因で自己否定をしてしまう人は、カウンセリングに頼ってみるのも自己否定を克服するいい方法になります。
自己否定をしてしまう人の中には、病気になったことを認められない人や、病気になったことが恥ずかしいと思っている人もいるでしょう。
しかし、病気になったのは、誰のせいでもないので、自分を責めないで、カウンセリングに行ってみてください。
自分の性格に合う医師に出会うことができたら、きっと自己否定する気持ちも抑えられるようになりますし、病気の症状も軽くなってくると思います。
心の病気は特別なものではないので、しっかり受け入れて克服すればいいだけなのです。
自己否定する心理・原因・克服法【まとめ】
自己否定する心理・原因・克服法・自己否定の意味などについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
自己否定の意味とは、「自分にはできない」とか、「自分はダメな人間」だと思ってしまうことです。
そして、自己否定をする心理や原因ですが、
(1)小さな頃に褒められなかった
(2)自分を信じていない
(3)自分を責めてしまう
(4)失敗するのが怖い
(5)傷つきたくない
(6)自分を守ってしまう
(7)病気かも
などです。
特に、幼少期の過ごし方というのは、とても大切で、幼少期に親に褒められなかった人や、厳しすぎる教育を受けている人は、自己否定する人が多いようですね。
大人になっても、子供の時のトラウマみたいなものが残ってしまうのです。
そして、自己否定する人の性格ですが、
(1)思い込みが激しい
(2)疑り深い
(3)完璧主義者
(4)ストレスを自分に与える
(5)自己評価が低い
などがあり、自己否定を克服するには、
(1)自分を認める
(2)完璧を求めない
(3)人と比べない
(4)ポジティブに考える
(5)カウンセリングを利用する
などがあります。
自己否定しても、何の意味もないですし、人生は自己否定せずに少しぐらい自信もって歩んだ方が楽しいものです。
実は人生って、偉い人になるよりも、すごい人になるよりも、自分の人生に自信をもって楽しんだ人が勝ちなのかもしれないですね!