自己否定する人の性格①思い込みが激しい
自己否定する人の性格ですが、とにかく思い込みが激しいのが特徴です。
「絶対無理!」、「絶対できない」などのように、ただできないだけでななく、絶対が含まれています。
自己暗示をかけるかのように思い込んでしまうので、自己否定するところばかりが目立つようになるでしょう。
思い込みが激しいぶん、自分の考えに固執しているところがあるので、自分を信じられないだけではなく、人のことも信じていないでしょう。
きっと、世界中で自分を含めて誰のことも信じていないのです。そのため、「自分が正しい!」というような強情さよりも、「どうせできないんだ・・・」という否定感が強くなるのです。
自己否定する人の性格②疑り深い
自己否定する人は、非常に疑り深い性格をしています。
親などの身近な人に褒められた記憶がないからか、大人になって人から褒められたとしても、「思ってもないくせに。」とか、「社交辞令なんだろうな。」というように受け取ってしまうのです。
本当は褒められると嬉しいのですが、どう受け取っていいか分からなくて、素直になれないのでしょう。
しかし、自己否定する人は、他人から認められていると感じたこともないと思うので、疑ってしまう気持ちがあるのも無理ありません。
確かに、社交辞令を言ってくる人だっているでしょう。しかし、必ず本音で話してくれている人はいます。
そういう人は、話していれば分かるでしょう。素直になれないのも分かりますが、いつまでも素直になれないままだったら、一生自己否定を続けることにもなるでしょう。
自己否定する人の性格③完璧主義者
自己否定する人の中には、完璧主義者もいます。
完璧主義者だからこそ、「なんで私はできないんだ。」、「結局できないなんて私は愚かな人間だ。」というように、自己否定をしてしまうのです。
なんでも完璧にしなきゃ!完璧にしなきゃ!と思っている人ほど、自己否定も強く出てしまうようですね。
そして、自分から見て完璧な人を見るたびに、「どうせ私はできないからダメな奴なんだ。」と落ち込んでしまうのです。
基本的にネガティブ思考なので、完璧を目指せば目指すほど自己否定に入るでしょう。
自己否定する人の性格④ストレスを自分に与える
普通ストレスって、自分の中にあって、それを外に向けて発散させるのですが、自己否定をする人は、「自分が悪い」、「自分のせいだ。」と、自分に向けてストレスを与えてしまいます。
心の中で、自分を責めることで、どんどんストレスも溜まっていくと思いますが、きっとストレスを自分にぶつけていることにも気づいていないでしょう。
このままでは本当に病気になってしまいます。
自己否定する人は、もしかしたら何か考え事をするたびに、自分にストレスを与えているかもしれないですね。
それってとても辛いことだと思います。
ストレスを自分に与えても、結果落ち込むだけという悪循環を繰り返してしまっているのです。
自己否定する人の性格⑤自己評価が低い
自己否定する人は、自己評価がかなり低いという特徴もありますね。
本当は10できることも、1しかできないと思っているのです。そこには、「10できると言って任されても失敗するかもしれない。」という恐怖や、「私は皆と違って1しかできないから。」と思い込んでいるところがあるのでしょう。
自己評価は高すぎるのも問題がありますが、自己否定ばかりして低すぎるのも問題があります。
せっかくの自分の能力を自分で押さえつけてしまっては、自分を高く買ってくれる人がいないでしょう。
しかし、どうしても自己否定してしまうので、自己評価が低くなるのです。
自己評価って難しいので、多少低くなるのは分かりますが、もったいないことですね。