転職時に重視するのは「やりがい」と「給与」のどっち? 年代別の転職理由についても解説
以前は一度入社した会社で働き続けることが当然でしたが、今は転職が当たり前の時代となりました。転職サイトや退職代行の会社も多くあり、誰もが利用しやすくなっています。中には何度も転職している方もいるでしょう。   転職理由は人それぞれですが、考えられる要因は大きく分けるとやりがいと給与ではないでしょうか。今回の記事では、転職時に重視するのはやりがいと給与だとどちらが大きいのか、また年代別の転職理由にはどのようなものがあるのかについて解説します。

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転職する人の割合

まずは、現在転職する人がどのくらいいるのかについて確認してみましょう。総務省によると、2023年7月~9月期で転職した人は325万人でした。これは過去最多の人数となっており、2022年と比べると12万人増加しています。
 
また、転職希望者の数も年々増えており、2023年7月~9月期で1035万人となっています。転職しやすい時代になっているからこそ、仕事を変えたいと思うきっかけも多くなっているのでしょう。
 

重視するのはやりがいと給与のどっち?

次に、転職時に重視する点について解説します。株式会社学情のアンケート調査では、上位5つは以下の結果となっています。

転職で重視すること

1位 給与・年収アップ 65.3%
2位 仕事のやりがい 44.9%
3位 仕事内容 42.9%
4位 残業の削減・休日の確保 32.7%
5位 勤務地 22.4%

最も多かったのが給与や年収アップで、次に仕事のやりがいとなっています。その差が20.4%もあることから、仕事のやりがいよりも人生や生活を豊かにするための転職を考えている方が多いようです。希望年収は501万円~600万円と答える方が多くなっています。
 
国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、給与所得者数5967万人の平均年収が458万円とされていることから、年収が500万円以上だと、ある程度生活に余裕が持てるようになるでしょう。
 

年代別の転職理由