ふたつめの読み方は、「そそぐ」です。
この読み方は、汚れを落とすといっても洗うわけではありません。
不名誉や汚名が付いてしまっても、頑張って名誉や功績で挽回するという意味です。
「汚名を濯ぐ」「不名誉を濯ぐ」などと使います。
さてそれでは、「すすぐ」「そそぐ」ときて、
あともうひとつの読み方はわかりますか?
「濯ぐ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ゆすぐ」
です!
汚れの酷い洗濯物をバケツでゆすぐことで、大きな汚れを取ることもありますよね。
口の中が気持ち悪い時に、口をゆすぐなんてこともありませんか?
今回の漢字は3つの読み方をする、珍しい漢字でした。
ぜひ覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「注ぐ」
「注ぐ」と書いて、そそぐと読みます。
「田んぼに水を注ぐ」
「雨が降り注ぐ」
「わが子に愛情を注ぐ」
「視線を注ぐ」
など、何かが流れて行ったり、向かっているいく様子を表す言葉です。
では、「注ぐ」と書いて(そそぐ)以外には何と読むでしょうか?
「注ぐ」読み方のヒントは?
はじめに、注ぐ(そそぐ)と来てしまえば、
他の読み方が思い浮かびにくいかも知れません。
でも、たいていの人が毎日行う動作です。
「注ぐ」読み方のもうひとつのヒントは?
もっとヒントを言えば、(そそぐ)は何にでも使える読み方ですが、
もうひとつの読み方は、食べるものに関して使う読み方です。
ひらがなにすると「〇ぐ」です。
もう答えはわかりましたか?
「注ぐ」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つぐ」
です!
「飲み物を注ぐ」
「お酒を注ぐ」
などは代表的な使い方ですが、
「ご飯を注ぐ」
「お茶を注ぐ」
なども実は方言ではなく、ちゃんとした標準語です。