きたもっくは、活字をよすがに活躍する9人が北軽井沢に招き、自然のなかで活字文化を育む滞在プログラム『Author Residence in 北軽井沢スウィートグラス 2025』を2025年2月8日(土)・9日(日)に初開催する。

最終日には、群馬県吾妻郡⾧野原町の宿泊型ミーティング施設・TAKIVIVA(タキビバ)で一般参加者を交えたトークセッションも実施。現在、このトークセッションの“聞き手”を募集中だ。申し込みは開催7日前の17:00、または定員に達し次第、締め切るという。宿泊プランや料金については公式ホームページを確認しよう。

五感を解放できる場所・機会の減少

『豊かさ』の根底を支えるひとつの根っことされる“活字”文化。その拠点ともいえる全国の書店は、この20年で半減している。また、文筆活動をはじめクリエイティブな活動には五感を解放することが必要不可欠だが、五感を解放できる場所や機会も、特に都市部では少なくなってきている。


このような状況のなか、キャンプ場の北軽井沢スウィートグラスを運営する地域未来創造企業のきたもっくは、自然のなかで活字文化を育んでいく場づくりの一環として『Author Residence in 北軽井沢スウィートグラス 2025』を開催するに至った。

自然や焚火を通して“活動の種”を見つける

今回のプログラムは、日頃“活字”に携わっている人々がキャンプ場に数日間じっくり滞在し、自然や焚火を通してひらめきや気づきを得ながら、今後の活動の種を見つけるというもの。


参加する書き手・話し手は、稲葉俊郎氏、内沼晋太郎氏、内村寿之氏、緒方壽人氏、荻原貴男氏、図Y カニナ氏、ナカムラ ケンタ氏、廣畑達也氏、山田裕嗣氏の9人。医学博士や出版社の代表、デザインエンジニア、書店の店主、編集者などの経歴を持つ面々だ。


舞台は真冬の北軽井沢。浅間山の北麓、標高1,100mに位置する北軽井沢は北海道に似た気候で、厳冬期には-10℃を下回ることも。空気が澄み渡り、朝焼けから星空まで壮大な景色が広がっている。厳しくも豊かな自然のなかで書き手・話し手である彼らが何を感じるのか、要注目だ。

“火を囲んで語らう”宿泊施設でトークセッション