「太くて薄い」が今っぽい!アイテム選びにこだわって
先ほども書いたように、今の時代は太くて薄い眉が旬。ただ、太眉は眉の印象が強く出てしまうので、どうしても細く描いてしまう…という方が多いのでは?と思います。
ポイントは、太いだけでなく「薄く」も重要です。
薄眉さんはペンシルとパウダーのみでふんわりとした質感を作り上げられますが、毛が密集している方や毛質が固く剛毛に見えてしまう「濃い眉さん」は、どうしたらいいでしょうか。
筆者もかなり毛質がしっかりしていて、元の眉がとても濃く見えるタイプです。脱色する方法もありますが、目に近いデリケートな部分なので、できれば避けたいところです。
実は、現在薄眉がトレンドなので、しっかり薄眉に見せられる明るい色のアイブロウマスカラや、眉専用のコンシーラーまで売っているんです。
筆者は後ほど紹介する「ロムアンド」のアイブロウマスカラを使っていますが、ふんわり感をキープしながら薄眉に仕上げることができます。
濃い眉さんは、ぜひこれらのアイテム選びにとことんこだわってみてください!
毛がある部分にペンシル使いはNG!パウダーのW使いが重要
薄眉さんも濃い眉さんも、毛が生えている部分にペンシルを当てる必要はありません。
アイブロウペンシルは、繊細な線を描きたい眉尻、そして一部分だけ明らかに毛がまだらになっている部分のみに使うのが◎
均一に毛が生えている部分にペンシルでさらに色を足してしまうと、ベタっと重たく濃い仕上がりになってしまいます。
薄眉に仕上げるコツは、ペンシルは最小限、色や質感の調節はパウダーに任せるのがポイント。毛が生えている部分には、ふわっと上からかぶせるようにパウダーで色を整えましょう。
眉頭へのタッチはNG!ふんわり感を保つポイント
ついついやってしまうのが、「眉頭への色付け」。ですがそれは避けた方がいいです。
眉の基本は「眉尻が濃く、眉頭が薄く。眉尻が細く、眉頭が太く」です。
眉頭が薄いのが美しい眉の基本になりますが、形を綺麗に整えたいがために眉頭にもペンシルやパウダーを当ててしまうと、眉尻から眉頭へ向かっての綺麗なグラデーションが完成しません。
ポイントは、ペンシルもパウダーも、眉頭から3mmほど離れた部分から描き始め、ある程度形が整った後、最後に描き始めた部分から眉頭に向かって「スクリューブラシ」でぼかすこと。
最初から眉頭へのタッチはNG。ほぼ何も色がついていないレベルで薄く仕上げることで、メリハリのある美しい眉が完成します。