◆使いやすいけど、欠点も 普段白髪カバーに使用している白髪用ファンデーションは、スポンジで塗っても手にベッタリ色汚れが付着して洗顔料ではきれいに落とせないことがあります。しかし、こちらはパウダーなのでさらりとしていて手にがっつり色が付きにくく、パフにも厚みがあるのでそもそも手に色が付きにくいのが嬉しいです。
また、うっかり手についてしまったときも、無添加のハンドソープでも擦らずにするんと落とせるので、肌負担にもなりにくいと感じています。
ただし、粘度が高めの白髪用ファンデーションよりも髪に絡みにくいので、鏡を見ながら何度かポンポンと塗り重ねる必要があります。
仕上がりはべたつかず、黒髪や茶髪に自然になじむ印象があることから、よほど髪の色が明るい方以外は違和感なく使えそうです。生え際もナチュラルにカバーする印象なので、髪の悩みが増えてくる40代以降の方には便利な商品だと思います。
汗ばむ季節に使っても汗と一緒に色汚れが流れてくることもなく、ふと手で塗った部分を触ってしまっても手が黒くなることもなく、出番が増えています。
<文・写真/遠藤幸子>
【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en