ブギウギ
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「毒親」「親ガチャ」……これらの言葉は、もう死語だろうか。

言葉はなくなっても、概念は消えない。勉強したいことがあっても、行きたい学校があっても、親の反対によって未来を閉ざされる子どもは、いつの時代にもいる。

趣里主演の朝ドラ『ブギウギ』が放送中だ。1週目では、幼少期の鈴子(演:澤井梨丘)が「花咲(花咲音楽学校)に行きたい!」と夢を見つける。入団するには試験も必要で、入った暁にはお金もかかる。それでも、両親はすぐさま「行け行け!」とGOサインを出した。

『ブギウギ』から、理想的な親の姿勢について分析したい。