酒列磯前神社をお参りしよう
明るく開放的だった大洗磯前神社の参道と比べると、生い茂った樹木に包まれたこちらの参道は、また別の意味でパワーを感じる道となっています。参道や境内には、自然林が広がっているのですが、この参道は、樹叢(じゅそう)のトンネルと呼ばれ、樹齢300年をこえるヤブツバキやタブノキの古木が、300mに渡って密生しています。木々の間から陽が差し込み、ずっと歩いていたいような気分になります。途中、海が見えるかと思いますが、後述しますので、まずは参拝に向かいましょう。
拝殿前では、頭上の彫刻をご覧ください。金網に囲まれたリスとブドウの宮彫りがあります。これは、日光東照宮の彫刻「眠り猫」を手がけた左甚五郎(ひだり じんごろう)作の彫刻です。なぜ、リスとブドウの彫刻なのかは、多産・多福の象徴との説もあるようですが、正確なところは不明です。
参拝後、参道を戻る右手には、石造りのカメが鎮座しています。これは、 少彦名命は、別名・えびす様 ですから、福を願ってお参りし、宝くじを購入した方が高額当選したので、亀の石象を奉納されたのだそうです。それ以来、神社にお参りして、亀に触ると御利益があると評判になりました。
公式サイトでも、近くの、 ジョイフル本田ニューポートひたちなか店 内の宝くじ売り場で、年末ジャンボ発売日に神職と巫女が売り場で祈願祭を執行している旨が記載されています。帰り道には、立ち寄って購入し、金運にあやかりたいですね。
亀の左隣には、徳川斉昭(とくがわ なりあき)公が、競馬祭を見学する際に腰掛けたという腰掛石もあります。参道の途中には、右手に折れると阿字ヶ浦の海岸側へ下る参道もあり、海を見下ろせるので、立ち寄ってみてください。
この記事を書いたトラベルライターから一言
兄弟神社とも言われる大洗磯前神社と酒列磯前神社をご紹介しました。それぞれのご利益はもとより、あわせて参拝するとご利益が倍増するというのは魅力的ですよね。人々の困難を救うために戻ってきたと言われる御祭神。個人的には、こんな言葉に強く惹かれてしまいました。(olive)
提供:トリップノート
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