相続人となれば、孫であっても借金を含めた財産を引き継ぐ義務が発生する可能性があります。特に、亡くなった親がすでに他界している場合、孫は代襲相続人として財産と負債を引き継ぐことができます。
 
ただし、相続放棄を選べば負債を引き継ぐリスクを回避できますが、プラスの財産もすべて放棄する必要があります。そのため、相続の際には故人の財産を正確に把握したうえで適切な手続きを行うことが大切です。
 
財産の全体像を理解することで、相続放棄や限定承認などの適切な選択が可能になります。特に、複雑な財産状況や多額の負債がある場合には、専門家の助けを借りることで、より安心して対応できるでしょう。
 

出典

国税庁 相続税のあらまし
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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