注意!妄想癖がもたらす症状①「虚言癖がつく」

ここまでに何度か妄想癖は日常生活に影響を及ぼしてしまう可能性があるという話をしてきましたが、実際に妄想癖がもたらす日常生活への影響にはどのようなものがあるのかについてご紹介したいと思います。

妄想癖がもたらす日常生活への影響の一つ目は、虚言癖がつくということです。

虚言癖とは、嘘をつくことが日常的に頻繁にある、嘘をつくのが当たり前化している、癖になっているといった状況を指す言葉です。

妄想癖に陥ると、自分の妄想内での考えや意見を持ち、それを確信する傾向があるのですが、それを正当化する為にと平気で嘘をついてしまう傾向があるのです。

満たされない気持ちから妄想を始め、そして自分の気持ちを満たす為に他人から良く思われたい。その心理が影響して虚言癖がつくという場合もあります。

しかし、嘘を重ね続けるといつか自分本来の姿を見失ってしまいます。

そうなってしまう前に、早めに妄想癖ならびに虚言癖を改善し、治す努力をするべきだと言えますね。

注意!妄想癖がもたらす症状②「自己中心的な思考」

妄想癖に陥ると、自分の妄想の世界の中で過ごす時間が増えてしまうことから、どうしても他人の気持ちについて考えることが困難になってしまうのです。

すなわち、自己中心的な思考しかできないような状態に陥ってしまうということですね。

基本的に妄想の中の世界というのは、全て自分の都合のいいように構成されている場合が多いです。

すなわち妄想の世界には他人の意見は存在せず、全てが自分の思うがままの世界なのですね。

そのことから、他人の気持ちについて考えることがなくなってしまいますから、妄想癖を治す努力をしなければ結果的に現実の世界ではただの自己中心的な考えしかできない人になってしまいます。

注意!妄想癖がもたらす症状③「人の目を見て話せない」

妄想癖に陥ると、人の目を見て話すことが困難になってしまいます。

人と話すときのマナーとして、話している人の目を見るというのは常識ですよね。

話している相手の目を見ていなければ、相手から「この人は私の話を聞いているのか?」と思われてしまい、悪印象です。

しかし、妄想癖に陥っていると、人と話していてもすぐに自分の妄想が頭の中を過ぎり、頭の中が異世界へと飛んでしまうのですね。

このことから人が話しているのにも関わらず上の空状態で、話している人の目を見れなくなってしまいます。

本人がそれを自覚しているかしていないかは人によってそれぞれかと思いますが、妄想癖に陥ると例え自覚があったとしても常に意識をしていないとすぐに頭の中が妄想の世界に飛び移ってしまうのです。

信頼を失ってしまう原因にもなりかねませんので、早めに改善の処置をとって妄想癖を治すことに努めた方がいいでしょう。

注意!妄想癖がもたらす症状④「独り言が増える」

妄想癖に陥ると、ほぼ必然的に独り言が増えてしまいます。

独り言を言うというのは、皆さんも経験があると思います。

忙しくしているときに、「次はあれをして、これをして…」などという独り言を言い、頭の中で処理しきれなくなった情報を口に出す事で整理させるというのは、多くの方が経験した事があるのではないでしょうか?

こういった独り言は全く問題ではありませんが、妄想癖に陥った人の独り言の中には、自分一人で会話を成立させてしまうようなものがあるのです。

まるで誰かとしゃべっているかのような言葉を、一人で言い続けるといった独り言ですね。

完全に自分の頭の中の世界に入り込んでいるといった状況でしょう。

このような症状は周りの人から偏見の目を持たれやすいです。

妄想癖を改善し、独り言の症状を治す努力をしないと、いずれ自分が傷ついてしまうという可能性もあります。