真冬に「エアコンだけ」はやっぱり寒い!こたつと併用したいのですが、電気代はどれくらいになりますか?
空気が冷え切る真冬には、エアコンの暖房機能が便利です。しかし、気温によってはエアコンだけでは冷えるため、こたつにもぐって過ごしたい方もいるでしょう。   しかし、エアコンは消費電力が大きいため、電気代が高くなる傾向にあります。こたつとエアコンを併用する際に、少しでも節約をしたい場合は、使い方を工夫しましょう。今回は、こたつとエアコンを併用したときの電気代や、節約方法についてご紹介します。

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こたつとエアコンの電気代はいくら?

今回は、以下の条件で電気代を計算します。

●こたつはA社のカーボンヒータータイプを使用する
●エアコンはB社の12畳用を使用する
●12時間、両方を使い続ける
●電気代の単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安単価「1キロワットアワーあたり31円」とする

なお、電気代の求め方は「消費電力(キロワット)×使用時間×電気代単価」です。
 
まず、A社のこたつは最大200ワットのため、単位を計算式に合わせると0.2キロワットになります。計算式に当てはめると、こたつの電気料金は「0.2キロワット×12時間×31円」のため、74.4円になります。
 
一方、B社のエアコン(暖房)を使う場合の消費電力は、810ワットです。単位をキロワットに変更すると、0.81キロワットになります。計算式に当てはめると「0.81キロワット×12時間×31円」で301.32円になります。
 
こたつとエアコンの電気代を足すと、合計375.72円です。もし30日間同じ条件で使うと、約1万1272円の電気代がかかります。
 

こたつの種類によっても電気代が変わる

こたつのヒーターは、大きく分けると「カーボンヒーター」「石英管ヒーター」「ハロゲンヒーター」の3種類があります。どのヒーターを採用しているかによって、電気代に差が出るため、自宅のこたつを確認しましょう。
 
同じA社で作られたこたつでも、ヒーターの違いにより、消費電力に以下のような差があります。