「お金を貯めたい!」と思ってもなかなか貯蓄ができず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?ついつい浪費してしまい貯蓄が苦手・・・そのような人は、普段使いの口座のほかに「貯蓄用の口座」を作ってみてはいかがでしょう。複数の口座を持つことによって、今まで苦手だった貯蓄ができるようになるかもしれませんよ。そこでこの記事では、口座を複数開設するメリットや口座の種類について解説していきます。貯蓄の方法に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

貯蓄用口座とは?

(画像提供:farknot-architect/stock.adobe.com)

どうすればお金が効率的に貯まるのか、悩みますよね。「貯蓄しよう」と思っていても、気がついたら残高が減っていることも。しっかり貯蓄したいと考えているのなら、貯蓄を目的とした専用の口座を作りましょう。

貯蓄専用の口座を作れば、「今どのくらい貯蓄できているか」をひと目で把握できるだけでなく、モチベーションがアップし、楽しく貯蓄することができるでしょう。

貯めるコツは3つの口座を作ること

(画像提供:bonb/stock.adobe.com)

貯蓄のポイント・・・それは3つの口座を作ることです。お金を「使う」「貯める」「増やす」の3種類の口座を作ることで、口座を使い分けることができます。そして、貯蓄を「仕組み化」すれば、無理なく貯めることができるでしょう。

それでは続いて「使う」「貯める」「増やす」口座の仕組み化の方法を解説します。

「使う」口座

「使う」口座は、家賃、食費、通信費、光熱費、クレジットカードや生命保険の引き落としなど、生活費を引き出す口座として使用しましょう。

その「使う」口座ですが、給与の受け取りとして利用している口座を使用するといいでしょう。また、キャッシュカードは「使う」口座のみ持ち歩くようにすると、使いすぎを防げます。

「貯める」口座

「使う」口座に給与が振り込まれたら「貯める」口座に一定額を振り込み、「先取り貯蓄」をします。毎月振り込みをし、基本的に引き出すことはしません。結果的に、気づいた頃にはまとまった金額が貯まっています。

とはいえ、「使う」口座だけでまかなえない臨時の出費もあるもの。医療費や冠婚葬祭など、どうしても緊急で大きな出費が必要なときは、「貯める」口座から引き出してもいいでしょう。

「増やす」口座

「増やす」口座は、「貯める」口座と使い方が似ています。毎月一定額を入れ、基本的に引き出すことはしません。「貯める」口座と違う点は、投資を活用しながら積極的に資産形成することです。「貯める」口座と分けることで、残高の変動も把握しやすくなります。