鹿児島県鹿児島市に本社を構える、造り手と飲み手を豊かにし、焼酎づくりが継承される未来を描くLINK SPIRITSが、12月16日(月)より、応援購入サービス・Makuakeにて、ユネスコの無形文化遺産にも登録された、伝統的な焼酎づくりや木樽蒸留機の職人の技を未来に繋いでいくためのプロジェクトを開始。

蒸留から一年の熟成を経て、製造本数950本のみの本格芋焼酎「KAGOSHIMA PREMIUM 木樽 SHOCHU 音環-OTOWA-(以下、音環-OTOWA-)」第一弾を、200本限定で先行販売中だ。

こだわりの本格芋焼酎「音環-OTOWA-」


伝統的な焼酎づくりや木樽蒸留機の職人の技を未来に繋ぐ、本格芋焼酎「音環-OTOWA-」は、原料の芋から焼酎の仕込み、蒸留までをLINK SPIRITSがつなぎ役になり、造り手である農家、焼酎蔵、木樽蒸留機の職人の垣根を「越える」をコンセプトに企画したこだわりの焼酎。

原料の芋はベニハルカ、製法は昔ながらの「かめ壺仕込み」、そして蒸留は日本で唯一の職人が手がけた「木樽蒸留機」で仕上げており、手間暇をかけてでも、全ての工程を大切にすることで、日本が誇る本格焼酎の可能性を引き出している。

職人が一人しかいない貴重な蒸留機「木樽蒸留」

若潮酒造 千刻蔵の木樽蒸留機

「木樽蒸留機」は、九州を中心に200蔵ほどある焼酎蔵の中でも、実は鹿児島の14蔵にしかない貴重な蒸留機。そしてその作り手は、津留安郎さん一人しか残されていないという。

樹齢80年以上の杉の木を使用し、釘を一切使用せず竹の帯だけで板を組んで造られる「木樽蒸留機」は、ステンレス製の蒸留機には出せない、芋の甘みを優しく引き出すまろやかで上品な酒質が特徴だ。

一人しか職人がいなくなってしまった「木樽蒸留」にもスポットライトが当たってほしい。そしてその技術を未来に伝えたい。その思いから、本格芋焼酎「音環-OTOWA-」を企画したという。

焼酎用サツマイモ栽培一筋の春成農園