20代の娘が「月15万円のクレカ支払いを肩代わりしてほしい」と言ってきました。20代なので自分で管理してほしいのですが、もう親が管理するしかないのでしょうか?
今回のケースは、「20代の娘から月15万円のクレジットカードの支払いを肩代わりしてほしいと言われた」とのことです。15万円は決して少ない金額ではないと考えられるため、このことが関係し、親が管理するほうがいいか検討する人もいるでしょう。   今回は、クレジットカードの支出を管理する3つのコツについて解説します。

クレジットカードの支出を管理するコツ

20代の娘がクレジットカードの支出をうまく管理できないのであれば、以下のような方法を提案してみるといいでしょう。

・オンライン上で請求額を確認する
 
・分割払いを利用しない
 
・クレジットカードの月の使用上限を決めておく

クレジットカードの使用方法に限らず、支払いを無理なく進めるには、収入と支出の把握が重要です。それぞれの内容について、詳しく解説します。
 

オンライン上で請求額を確認する

多くのクレジットカード会社では、オンライン上で請求額を確認できるサービスを提供しています。そのため、請求書が届くのを待たずに、現状の利用額を確認することで、使いすぎの防止につながる可能性があるでしょう。
 
クレジットカードを使用した買い物は手元から現金がなくならないため、どれだけ使用しているかを把握することが難しいと考えられます。結果として、使いすぎてしまっているケースも珍しくないようです。
 
ただし、クレジットカード会社や決済先のサービスによって、即時反映されないこともあるでしょう。数日たってから利用明細が更新されることもあるため、請求額を確認するタイミングには注意してください。
 

分割払いを利用しない

クレジットカードの支払い方法は、一括払いのほかに分割払いも選べます。しかし、分割払いを使用すると見た目上の金額が安くなってしまうために、使い過ぎにつながってしまうケースもあるようです。
 
さらに、分割払いを使用する場合、金利や手数料が上乗せされるケースもあるでしょう。結果的に購入した価格よりも支払う金額が高くなってしまうため、総合的に見ると損してしまう可能性があります。
 
また、分割払いはしっかりと管理できなければ、自分が支払える額を大幅に超えてしまうかもしれません。このようなトラブルにつながる恐れがあるため、分割払いはできるだけ利用しないほうがいいでしょう。
 

クレジットカードの月の使用上限を決めておく