さらに、マイナンバーカードの情報を元に、当該自治体に住民票を登録している住民の証明を可視化する「証明バッジ」機能を有しており、住民へのサービス利用時に、スムーズな本人確認が可能となっている。
「Kutchan ID+」では、バッジ機能の表示対象を「倶知安町」に合わせて設定し、サービスサイトの構築からバッジ発行までを行っている。
ユーザーは、公式サイトのほか、町内の参画店舗や町役場などに配置されたNFCタグ(スマートプレート ※2)にタッチすることでも簡単にバッジの表示が可能。様々なタッチポイントから、スムーズにサービスの提供が行われる。
また、スマートプレートに設定された設置場所情報(※3)と紐づけデータを分析することで、これまで把握の難しかった行動ログ、動的データを取得し、町内の施策に活用される。
さらに、OIDC(OpenID Connect)の認証連携により、町民優待専用のスキーリフト券の販売への機能連携を実現。加えて、個人情報の保護と不正アクセスの防止のため多要素認証(MFA)を採用している。
倶知安町での「Kutchan ID+」の活用方法
ニセコエリアのリゾートエリアを構成する倶知安町では、交流人口の多い中で住民も観光地としての利便性を享受しながら安心して暮らせるよう、町全体の生活の質を向上させるための取り組みを積極的に進めている。
その一環として、紙の住民証明書に依存しないデジタル住民証明サービスの導入により、倶知安町に立地するスキー場「ひらふ・HANAZONOリフト券」の住民優待販売との連携機能や、町内の「Kutchan ID+」への参画店舗による町民優待の提供(事業者の参画を募集中)、そして今後、さらに利用可能な範囲を広げ、倶知安町で暮らす新しい価値を提供していく。
倶知安町の物価高対策となるデジタル住民証明サービス「Kutchan ID+」に注目だ。
Kutchan ID+ 公式サイト:https://kutchanid.machi-wai.jp