心理学をご存知ですか?最近では心の問題も増え始め、心理学は多くの注目を集めるようになりました。
そうした心理学。生活に使うことでより良く生きられるようになるんです。
今回はそんな心理学の活用方法をまとめてみました。
心理学を使ってみてくださいね。
心理学を使って賢く生きよう!
心理学とは、人の心がどのように反応し、その結果どのように行動やするかということを研究する学問のことです。
心理学には行動心理学や恋愛心理学など、その分野は多岐にわたります。
心理学は無意識のうちの行動を人に促す効果があるので、心理学が商業に利用されたり、日常生活でも様々なところに活用されているのを目にすることが出来ますね。
そんな私たちの生活の中に根付いている心理学。その心理学を上手く使っていくことでより幸せを感じて生きることが出来たり、仕事をより効率よく進めることが出来るようになったりもします。
では、心理学で具体的には一体どのような効果が期待できるのでしょうか。
今回は、仕事や恋愛、人間関係まで、様々な心理学の効果をご紹介していきます。
【心理学の活用方法】仕事:数が少ないものに惹かれる
心理学では人は何かものを買うときに、残り数が少ない物に惹かれる心理を持っているといわれています。
心理学ではこの効果を「希少性の原則」と言い、日常生活でも様々な場面で活用されている心理学です。
特に営業などの仕事で用いられることが多い心理学ですね。
「本日50食限定!」「期間限定商品!」「17:00まで売りつくし!」など、心理学を活用した売り文句はよく見かけますよね。
これは数が少ないものを手に入れたいという人間の心理学を応用したものです。
心理学的には、いつでも手に入れられる。今買わなくても良いと考えると、人は手に入れなくても良いかと思ってしまいます。
しかし、こうしてプレミア感を付けることで心理学的には売れやすくなります。
営業を仕事にしている人なら一度は使ったことがある心理学的戦法です。
【心理学の活用方法】仕事:お返しをしたくなる心理
心理学的には何かを人にされることで、その恩を返さなければ、お返しをしなければと思うと考えられています。
例えば心理学的には誕生日プレゼントを貰ったら相手の誕生日にも何かお返しをしなければと思ったり、親切にされたらその人にお礼を言いたくなったりもしますよね。
そうしたお返しをしたいと思う人の心理学を、心理学では「返報性の原則」と呼びます。
この「返報性の原則」は、仕事でよく使われる心理学ですね。
相手に良い思いをさせることで、絶対に譲れない場面は譲ってもらいやすくしておく心理学なのです。
この心理学は商法でもよく使われる心理学的手法で、ターゲットに優しく親切に接することで商品を売り込む時に買ってもらいやすくなります。
営業などの仕事をしている人なら常套手段の心理学ですね。
【心理学の活用方法】仕事:小さなお願いから聞いてもらう
お洋服を買いに行くと店員さんが話しかけてきてくれますよね。
「よかったらご試着くださいね。」なんて言う風に明るく声をかけてくれます。
そうして試着が終わると「良くお似合いですね」「これと合わせるととても素敵ですよ」なんて言ってくれますよね。そしていつの間にか沢山の洋服を買ってしまっています。
これは心理学ではフットインザドアと呼ばれる効果で、販売員などの仕事をしている方にとっては必須の心理学的商法です。
いきなり「買ってください!」なんてしぐさを見せる販売員は心理学を理解しておらず、仕事ができないことは容易に想像がつきますよね。
仕事のできる販売員は、まずは「試着」という小さなお願いを聞いてもらい、最後は「購入」という大きなお願いを聞いてもらうという心理学のフットインザドアを使っているんです。
これは心理学でも名前が付くほどはっきりと効果があると認められているので、小さなお願いをする仕草を見たら意識して断らないといつの間にか心理学の罠にはまって大金をつぎ込んでいたなんてことになりかねません。