【禁止されている成人向けの性的なコンテンツの例】(「X ビジネス」より抜粋)

わいせつな画像またはポルノ画像(ウェブサイト、雑誌、ゲームなどが含まれますが、これらに限定されません)websites, magazines

完全または部分的な裸体

男性器増大関連の商品とサービスおよび豊胸サービス

性的なモデル着用の衣服

性的な玩具

ホストクラブやホステスクラブ(キャバクラ)

性的な出会いや不倫を斡旋している出会い系サービスおよびマッチングサービス

デートの見返りに金銭、商品またはサービスのやり取りが発生する出会い系サービスおよびマッチングサービス

カタログスタイルの出会い系サービスおよび/または結婚仲介サービス

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 先述した投稿内には卑語がずらりと並んでいるが、裸体がハッキリと確認できるわけではない。動画も一面にモザイクがかかっているため、一応“配慮”がされているとみなされるのだろうか。それでも、ワンクリックでポルノに触れる現状はどう考えても適切とは言い難い。

◆明らかな規約違反の広告たち。未成年者にも悪影響

 また、豊胸手術に関する広告も見られた。同じく禁止されている成人向けの性的なコンテンツ中には、「男性器増大関連の商品とサービスおよび豊胸サービス」と書かれており、こちらはグレーゾーンではなくハッキリ規約に違反していると言える。

 こうした規約違反の広告は枚挙にいとまがない。「18歳未満または未成年者に禁止されているコンテンツ」内に「電子タバコを含むタバコ商品とタバコ用品」と書かれており、それらには「X全体で広告が禁じられていますのでご注意ください」とも追記もされていた。だが、X上では電子タバコの広告をよく目にするのはなぜだろう。

スマホを見て嫌な顔をする少女
 当然こういった広告には多くの批判が寄せられており、現状を放置しているX、ひいてはイーロン・マスク氏の“怠慢”を指摘する人も少なくない。とりわけ、Xを開くだけで常に“エロ広告”と隣り合わせの状況は、未成年者の健全な成長を著しく妨げる恐れがあるため、エロ広告の早急な規制を望む声が目立つ。