鳥取県琴浦町にて、「とっとり琴浦グランサーモン」をテーマとした試食会を11月21日(木)に開催。地元の飲食店9店舗が考案した11品が並び、集まった60名の参加者たちが驚きと感動で包まれた。
品質と味わいが魅力の「とっとり琴浦グランサーモン」
「とっとり琴浦グランサーモン」は、脂っこさを抑えながらも、しっかりとサーモンの風味を維持し、程よい食感でどんな料理にも適応する万能さを誇る。刺身や寿司、焼き魚から創作料理まで、多彩なメニューで楽しめる点が評価されている。
海の近くにもかかわらず完全陸上養殖で育てられ、大山の清らかな伏流水を使用しているため、衛生面でも高い基準をクリア。虫の心配がない安全性と、店舗から直接仕入れができる新鮮さが特長で、一年を通じて安定供給が可能なことから、季節を問わずさまざまなシーンで利用されている。
地域の新たな名物誕生へ向けた挑戦
「とっとり琴浦グランサーモン」をテーマとした試食会では、昆布の上品な風味がサーモンを引き立てる「サーモンの昆布しめ押し寿司」や、
お米が見えないほどたっぷりの「とっとり琴浦グランサーモン」の上に、脂がのったマグロのたたきを乗せた「サーモンネギトロ丼」を提供。
地元プレスをはじめ、関係者や店舗から招待された人が参加し、琴浦町が誇る特産品の味を存分に楽しむひとときとなった。
琴浦グランサーモン事業参加店舗代表・牧田さんと、鳥取林養魚場・林さんの「鮮度抜群、安心・安全な琴浦グランサーモンの美味しさをしってほしい」との思いが込められた同イベント。
地元の食材を活用した創作料理の数々は、サーモンが持つ多彩な可能性を示し、観光や地域振興の新たなきっかけとなる場となったようだ。
地元から県外へと魅力を広げていく
「とっとり琴浦グランサーモン」は、現在町内10店舗の飲食店で取り扱われている。また、参加飲食店の人が「琴浦グランサーモン店主会」を立ち上げ、地元と一体となってPR活動を展開する計画となっている。