同団体は、制度外の子どもを地域で支え、制度にあてはまる子どもは専門機関と連携すると同時に、地域での見守りを継続し、“子どもの孤立”を防ぐことを目指している。
「子どもと地域住民の居場所」は、同団体が今まで行ってきた「プレーパーク」、
「フリースクール」、
「子ども相談・課題へのサポート」、
「地域の大人の居場所」の4つの事業を融合し、地域全体で子どもを見守り育てる居場所として運営される。
「プレーパーク」は、子ども自らが遊びを考え決断して行動に移すプロセスを大切にし、あそびを保障すると同時に何もしなくてもいい、安心して過ごせる居場所でもある。
開所時はプレイワーカーが常駐し、遊びの環境をつくると共に、ソーシャルワーク、地域コーディネーターの役割を果たすという。
「フリースクール」は、学校に通わない選択をした子どもが、家庭的な雰囲気の中で安心して過ごせる居場所。
「プレーパーク」に隣接し、一歩出れば「プレーパーク」を訪れる地域の人とつながれる。
子ども一人ひとりが、社会的自立をするためのサポートを行う場所となるだろう。
また、「子ども相談・課題へのサポート」では、不登校や児童虐待、貧困などの課題について、子どもが直面するさまざまな課題に取り組んだ経験があるスタッフが常駐。
子どもの悩みや課題に寄り添い、サポートしてくれる。
「地域の大人の居場所」では、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、畑仕事をしたり、得意なことを子どもに伝えたりできる。
子どもも大人も同じ空間で過ごすことで交流が生まれ、顔の見える関係性を作れるだろう。
「みやぎチャレンジプロジェクト」概要
こども∞感ぱにーの「みやぎチャレンジプロジェクト」の寄付キャンペーンの目標金額は、200万円。集まった寄付金は、「ごちゃまぜプロジェクト」の立ち上げと現場開催、社会全体に子どもの孤立や遊びの現状を伝えるソーシャルアクション、同団体の活動を伝える広報活動などの費用として使用される。