和紙を手作りする方法として紹介された写真をご覧になった方も多いと思います。

ちなみに送り仮名が「す」になった「漉す」は「こす」と読み、液体の中の固形物を取り除いたり、個体を細かく均一にしたりと料理で使うことが多い言葉になります。

「漉く」と「抄く」

ちなみに「紙をすく」という漢字には「漉く」と「抄く」が使われることがあります。紙を工場などで機械生産する場合は「抄く」、手作りの場合は「漉く」が使われます。

以前は洋紙が「抄く」で和紙が「漉く」だった時代もありますが、現代では和紙も「抄く」ことが多くハンドメイドは少なくなっています。逆に自由研究などで牛乳パックから和紙を手作りする、という機会の方があるかもしれません。

手作りの紙を見かけたら「漉く」の読み方も是非思い出してくださいね。

 

さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は現代では使う機会が減ってしまった言葉を選んでみました。

全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。

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