「怯弱」の読み方をご存じですか?

「弱」という字はよく使いますが「怯」という字はあまり見かけませんね。ただ、弱そうな雰囲気が伝わってくる熟語です。

いったい何と読むのでしょうか?

「怯弱」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○じゃく」の6文字
  2. 音読みです
  3. 「怯」は「卑怯」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「怯弱」の読み方、正解は・・・


正解は

「きょうじゃく」

です!

「怯」という字は「おびえる」「おそれる」という意味があり「弱」は「力がない」「よわる」という意味があります。

「怯弱」は「おくびょうで気が小さいこと」や「積極的でない」という意味があります。あまり良い意味では使われない言葉です。

「懈怠怯弱」

「怯弱」は主に文章で使われる言葉ですが、仏教の経典のひとつである「法句経(ほっくぎょう)」には「懈怠怯弱」という四字熟語が使われています。

懈怠怯弱の百歳は、勇猛努力堅固の一日にしかず。

「懈怠(けたい)」は仏教用語で「善行を修めるのに積極的でない心の状態」をあらわしており、積極的でなければ長い期間を過ごしても積極的に過ごした1日に及ぶことはない、という戒めになっています。なかなか厳しい言葉です。

ここぞという時は積極的に動けるよう「怯弱」の読み方と意味を覚えておいてくださいね。

難読漢字、3問目は「漉く」!

「漉く」の読み方をご存じですか?

「漉」の字は「鹿」にさんずいが付いているので「しかく」と読みたくなりますが、間違いです。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「漉く」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○く」の2文字
  2. 訓読みです
  3. 和紙を作る時に使うことが多い言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「漉く」の読み方、正解は・・・


正解は

「すく」

です!

水に溶かした原料をすのこの上に薄くしいて、紙や海苔などを作ることを言います。