また、赤西仁(2010年7月)、田中聖(13年9月)、田口淳之介(16年3月)と、これまでにメンバーの脱退を何度も経験している亀梨は、最初にグループに変化が起きた時期として、2006年3月のCDデビュー初期に言及。

 名前は出さなかったものの、デビューから約半年後に赤西が語学留学するために芸能活動を休止を発表した当時の心境を振り返りながら、「周りから生まれるそういうエネルギーって、自分じゃどうにもできないし。“どう乗りこなすか、どう調整していくか”っていうのに費やした20年くらいだよ」と本音をぶっちゃけた。

KAT-TUN・亀梨和也、「通行止めだったら進めない」グループ活動への葛藤漏らす

 そして今後は、「どう自分の道も含めて、意志を決めて進むかっていうフェーズに入っていくと思う」とも発言。

 これまでは“グループとして良くなっていく”ことを優先し、「自分のやりたいこととかを伏せてきたというか、考えないようにしてきた」が、現在38歳の亀梨は40歳までの2年間で「自分というものも理解しつつ、取り戻しつつ」過ごすことがテーマだとも激白した。

「YouTubeや自身のソロプロジェクト『Inside 23』を始めたのも、その一環なのでしょう。ただ、中丸の謹慎によってKAT-TUNのスケジュールも狂ってしまったのか、『今年とかもなんかいろいろ、もっと違う展開、想像してたけど』『“この道進もう”と思ったのに、通行止めだったら進めないじゃん』と、こぼしていました」(前出・同)

 “聞き上手”な藤井を相手に、亀梨は「今年でいうと、本当はこの道進もうっていうとこが、ちょっと思いがけぬグループのこととか、メンバーのこととかいろいろあって。俺が思ってたタイミングではなくなってるんだけど、いろいろ」と葛藤を吐露。「でも、この2~3年前から話し合ってきたことっていうのは、1つ形にはしようって腹はくくってるから」とも語ったのだった。