古荘本店は、洋服でも和服でもない日本の服「ubusuna」のロゴをデザインした書道家・中塚翠涛(なかつか すいとう)氏と、古荘本店の古荘氏との対談を実施。対談記事を古荘本店のHPで公開中だ。

「ubusuna」について

日本におけるファッションの品質を支えてきた、九州の縫製工場や職人技術は、高齢化や後継者不足によって失われつつあるという。この状況を打開するため、西南戦争戦禍の古着を原点とする熊本の老舗商社・古荘本店は、自社の「産土(産まれた場所、土着)」という概念を中心に据え、限りなく自分たちの産まれた土地=産土=熊本から新たな服を生み出す「産土の服プロジェクト」を2022年に立ち上げた。

伝統的な縫製技術や手仕事、土着素材を活用しながら、未来への希望を感じさせる新しいファッションの形を模索。洋服でも和服でもない、長く愛せる「日本の服」をコンセプトとして、1月に「ubusuna」が誕生。男性、女性や、年齢の制約から解き放たれることを目指したそのスタイルは、大量生産では出会うことがなかった、ボタンホールやパイピングへも丁寧さが行き届く、土地土地の職人や縫製の手仕事によるものだ。手仕事を多く使っているため大量生産ではなく、小さな縫製工場で少量生産のクオリティを守ることを大切にしている。

非対称さや独特のシルエットを游びとしてとらえ、パーティの決め姿や旅の出立として、自分らしい「景色」を表現する日本の服「ubusuna」を、マイペースに提案していくという。「ubusuna」の詳しい情報は、下記の特設サイトで確認を。

なお、「ubusuna」を手掛ける“感動共創“を理念とする古荘本店は、地域に根差した商社として、アパレル・IT・ファシリティ・通信事業など、地域の人々が必要とする商品・サービスをユーザーに届けている。

「ubusuna」の代表が中塚氏と対談

対談のタイトルは、「中塚翠涛さんと語るubusunaの服」。熊本の伝統工芸と革新的なデザインを融合させた「ubusuna」は発表されてから、ユーザーの支持を丁寧に集めてきた。