MAKOTO WILLは、兵庫県加西市から事業委託を受け、市内において新しいプロジェクトを立ち上げようとしている人を、ふるさと納税の仕組みを活用しサポートする「かさい・ふるさとしごと創出支援事業」通称「Kasai-Innovation(カサイ-イノベーション)」において、3者の事業者を採択。

その3者のガバメントクラウドファンディングを、ふるさとチョイスで12月10日(火)~31日(火)の期間に実施中だ

ガバメントクラウドファンディングについて

ガバメントクラウドファンディングとは、地域のプロジェクトから寄付先を選ぶ、クラウドファンディング型のふるさと納税。

地域の課題や取り組みを「プロジェクト」として掲載しており、より具体的な使い道を選んでふるさと納税を行える。

「ふるさとしごと」を生み出すために

コロナを契機に、地方(ふるさと)のしごとのありようは大きく変容した。コロナ禍以前の地方のしごとは地域産業に根づいたしごとが中心で、「かさい・ふるさとしごと創出支援事業」では、この時代を「ふるさとしごと1.0」の時代と呼んでいる。

コロナ禍を契機にリモートワークが普及し、どこでもしごとができるようになったことで、「都会でしかできなかったしごと」が地方でもできるようになった。「かさい・ふるさとしごと創出支援事業」は、この時代を「ふるさとしごと2.0」の時代と呼んでいる。

そして、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけも、2023年5月8日(月)から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行。人の行き来も回復しつつある。

「かさい・ふるさとしごと創出支援事業」は、これからは都市と地方の分断を埋め、多様な人々が地域とゆるくつながりながら、新しい価値と新しいしごとをともにつくりだしていく「ふるさとしごと3.0」の時代をつくり出す必要があるとの考えだ。

加西市は、元々企業城下町である上、三洋電機が拠点としていた地域。そのため製造業も盛んであるほか、穏やかな気候と豊かな土壌から農業も盛んな地域だが、一方で20歳代の継続的な市外流出が課題になっている。特に近年は、20〜30歳代女性の市外流出が増加しているという。